2025.02.28
【高崎市】スイス発の人気チョコレートメーカー「バリーカレボージャパン株式会社」
リージョナルキャリア群馬のキャリアコンサルタント、松浦です。
皆さん、チョコレートはお好きですか?カカオの苦味と控え目な甘さのダークチョコ、甘くてクリーミーなミルクチョコ、ミルクの風味と甘さが際立つホワイトチョコなど、好みの味は人それぞれですよね。
群馬県高崎市には世界中で愛されているチョコレートメーカーの製造工場があるんです。この工場では、高品質なチョコレートを製造するため、カカオ豆の選別から最終製品まで一貫した品質管理を行っています。
今回ご紹介するのは、スイス発の人気チョコレートメーカー・日本法人「バリーカレボージャパン株式会社」です。

(左から、弊社コンサルタント 皆川/同社取締役 工場長 森津様/筆者 松浦)
バリーカレボージャパン株式会社とは?
【設立】
2004年(2013年高崎市に工場移転)
【本社所在地】
群馬県高崎市
【事業内容】
チョコレートおよびカカオ製品の製造・販売
【主要取引先】
国内大手菓子メーカー
【バリーカレボー公式HP】
https://www.barry-callebaut.com/ja-JP
バリーカレボージャパン株式会社は、スイスに本社を持ち、世界30カ国以上で事業を展開をするチョコレートメーカーの日本法人です。
同社は2007年、日本の大手菓子メーカー「森永製菓株式会社」と戦略的提携を結び、翌2008年には森永製菓の尼崎工場を買収して日本でチョコレート製造を開始しました。そして2013年には群馬県高崎市に工場を移転し、日本における市場の拡大を図っています。
日本は、アジアでも有数のチョコレート消費国。同社の成長は地域の雇用拡大にも繋がりますし、消費者としても大いに期待したいところですね。
徹底した品質管理から生み出される高品質なチョコレート

(リージョナルキャリア群馬撮影)
バリーカレボーの魅力は、徹底した品質管理にあります。高崎工場では、カカオ豆の選別から最終製品まで一貫した品質管理を行い、世界水準の高品質なチョコレート製品を生み出しています。その品質の高さは、GFSI(※食品安全にまつわる国際規格)認定の食品安全管理システム「FSSC22000」を取得していることからも明らかです。
ここでは、同社のこだわりが詰まった商品を2つご紹介します。
■ルビーチョコレート
2017年に発売された「ルビーチョコレート」は、チョコレート業界に革命をもたらした存在です。商品開発に10年以上を費やしたこのチョコレートは、見た目も味も従来のチョコレートとは一線を画し、ダーク、ミルク、ホワイトに次ぐ「第4のチョコレート」と言われています。
着色料やフルーツフレーバーを一切使用していない天然の色合いは、宝石のように鮮やかなピンク色が印象的です。その味わいはベリーのようなフルーティーな酸味があり、口に入れると甘さと酸味の絶妙なバランスに感動することでしょう。
■カレボーNXT
新製品の「カレボーNXT」は、環境にも優しい植物由来のチョコレートです。その魅力は、乳製品を一切使用していないにもかかわらず、驚くほどクリーミーでリッチな味わいです。これは、カヤツリグサという植物から抽出した代替ミルクを使用しているためであり、まるでミルクチョコレートを食べているかのような濃厚さを感じられます。
さらに、乳製品、乳糖、ナッツ類が全て不使用なため、アレルギーや乳糖不耐症、ヴィーガンにも幅広く対応しています。より多くの人々が安心して楽しめるよう配慮された、次世代のチョコレートです。
工場長のインタビューから感じたバリーカレボーの印象

(インタビュー風景)
バリーカレボーは、日本のイノベーションによってグローバルスタンダードを生み出す取り組みを行っており、高崎工場では品質向上対策を強化しています。実際、ルビーチョコレートの生産に成功したことは、日本のチョコレート業界における技術力の高さを世界に示す大きな成果だと感じました。
また、高崎工場はサステナブル需要への重要な役割も担っており、持続可能なカカオ生産を推進する「ココアホライズン」プログラムを通じて、生産者支援と環境保護にも力を入れています。すべての取り組みはチョコレート製品の品質向上に繋がっているだけでなく、関わる人々の幸せや環境の改善にも貢献しているのは素晴らしいことですね。
今回インタビューさせていただいた工場長の森津一幹氏の人柄にも、信頼性のある同社の印象が重なります。森津氏は、法学部出身でありながら製造現場に魅力を感じ、高崎工場でキャリアをスタートさせました。
同氏の多様な経験とチャレンジ精神は、工場の運営に大きな影響を与えています。特に、業務改善の手法を共有し、チーム全体の生産性を向上させるという取り組みにおいては、工場長としてのリーダーシップを発揮するだけでなく、それぞれの業務を担う人材の育成に力を入れておられます。
それは、自ら考え行動し、責任を持って仕事に取り組むというオーナーシップ文化を育むこと。私も、これまでさまざまな企業を見てきましたが、このような環境で働くことが、大きなやりがいや成長に繋がるように思います。
企業TOPインタビュー【群馬】バリーカレボージャパン株式会社 - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア群馬
バリーカレボージャパン株式会社の求人情報
現在、バリーカレボージャパンでは設備保全や製造に携わる人材を募集しています。
■勤務地:群馬県高崎市
■想定年収:330万円~600万円
■仕事内容:チョコレートの生産設備の保全・メンテナンス
■勤務地:群馬県高崎市
■想定年収:350万円~450万円
■仕事内容:原料の投入・製造機械の操作・工程内検査・製造パラメータの記録など
※「2025年2月28日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。
リージョナルキャリア群馬は、バリーカレボージャパン株式会社と連携し、最新の採用情報をご案内いたします。同社に興味をお持ちの方や群馬県でU・Iターンを検討されている方は、ぜひお気軽にリージョナルキャリア群馬までご相談ください。