リージョナルキャリア群馬のコンサルタント、戸塚です。

今回は、群馬県邑楽郡明和町に本社を構える東都成型株式会社をご紹介します。同社は、樹脂容器の製造に特化した環境提案型企業です。

この記事では、東都成型ならではの魅力を深掘りしていきますので、群馬県へのU・Iターン転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

（左から代表取締役 宇田川様／筆者 戸塚）

東都成型株式会社とは？

東都成型株式会社は、1954年に東京都大田区で設立されたプラスチック容器メーカーです。現在の本社所在地である群馬県邑楽郡明和町に移転したのは2003年。もともとアメリカ式プラスチック容器の開発からスタートし、顧客のニーズや環境の変化に寄り添いながら事業の礎を築いてきました。

今では、ブロー成形を中心とした生産設備、シルクスクリーン印刷やシュリンクフィルムをはじめとする加飾設備を備え、多様なイメージに合わせた高品質な容器の開発・製造が可能です。

なお、同社は東証プライム上場のホッカンホールディングス傘下である北海製罐株式会社の子会社として、安定した経営基盤を持ち、モノづくりを通して資源循環社会の実現に貢献しています。そのため、働く環境としての将来性が明るく、安心して仕事に邁進できる職場といえるでしょう。

（写真はすべてリージョナルキャリア群馬撮影）

環境問題への積極的な取り組み

（同社 代表取締役　宇田川様）

東都成型は、化粧品やシャンプーのボトル、醤油や油などの液体食品ボトルなど、私たちの日常生活に欠かせない容器を作り続けています。ファンケルやニベアといった有名な製品にも採用されているので、皆さんもどこかで同社の容器を手にしているかもしれません。

近年、世界の至る所で地球温暖化やプラスチック問題が深刻化しています。ホッカングループは、これらの課題解決に向けて、協力体制を敷きながら、サプライチェーン構築や環境負荷低減を推進。グループを支える東都成型では、樹脂容器の開発に力を入れています。その一例として、プラスチックの使用量が少なく、液体輸送に適したバッグインボックス「リキッテナー」（※）など、資源循環社会に適した製品を展開しています。

大きな転換期を迎えている現在のプラスチック業界。環境問題を事業課題と捉え、正面から向き合う東都成型の姿勢に、モノづくりに込めた揺るぎない情熱を感じます。

※バッグインボックス「リキッテナー」とは、フィルム内装袋と外装段ボールによる組み合わせ容器の商品名。使用後は簡単に潰して小さくすることができる。

容器開発に息づく技術力の結晶

今回、同社の代表取締役社長 宇田川誠氏にインタビューを行いました。もともと技術者だった宇田川社長は、製品開発や品質管理を通じて豊富な経験を積まれ、時代と共に変化するニーズや環境の中で業界のスタンダードを築いてこられた方です。

お話の中で特に印象に残っているのは、普段何気なく手にする食品容器一つとっても、中身によって形状が異なるだけでなく、詰め方や保存方法にも細やかな工夫が凝らされている点です。そこにあるのは、根気強く積み重ねることによって得た技術力の結晶。安心快適な生活の背景にある、こうした見えない企業努力にインタビューを通して改めて気づかされました。

なお、同社が求める人材として、プラスチック関連のご経験はもちろんですが、将来の事業展開を踏まえ、異分野や異業界から挑戦される方を広く受け入れたいと力強く語っておられました。

東都成型株式会社の求人情報

現在、東都成型では以下のポジションで採用を行っております。

製造オペレーター

金型スタッフ

※「2025年9月26日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

同社では実力やスキルを重視しており、挑戦を歓迎する開かれた風土です。外国籍の方も多数在籍しており、グローバルな視点で多様性に富んだ優秀な人材を求めています。営業スキル、製品開発スキル、化学や品質の知識など、自信をもってPRできる経験をお持ちの方に、特におすすめの企業です。

弊社「リージョナルキャリア群馬」は、東都成型株式会社と連携し、最新の採用情報をご案内いたします。同社に興味をお持ちの方、群馬県へのU・Iターン転職を検討されている方は、ぜひリージョナルキャリア群馬までお気軽にご相談ください。