2025.09.26
採用ニーズ高まる!群馬県内にある製造工場の設備投資情報-2025年版-
リージョナルキャリア群馬のコンサルタント、榊原です。
2025年現在、群馬県内では製造工場への設備投資が急増しています。複数の企業が新工場の建設計画を発表し、現在施工段階のものや、既に完工・稼働開始した工場もあり、とても活発な状況です。さらに、設備投資は新たな雇用拡大を伴う場合が多く、転職活動をする上でも知っておきたい情報です。
そこで今回は、2025年に工場の増設、または今後増設を行う予定を公表した企業から3社をピックアップしてご紹介します。群馬県へのU・Iターン転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
信越化学工業株式会社
(画像引用:信越化学工業株式会社公式HP)
信越化学工業は、世界シェア1位の塩化ビニル樹脂や半導体シリコンをはじめ、主要事業がいずれも世界トップクラスのシェアを誇る総合化学メーカーです。現在、同社では半導体露光材料の製造及び開発拠点として、群馬県伊勢崎市に新工場を建設しており、2026年までの完工を目指しています。
事業用地の取得も含めた投資金額は、第一期完工の段階で約830億円に達します。すべて自己資金で賄う計画ですが、売上高当期純利益率が2022年度から20%超えを維持していることから、その経営の好調ぶりがうかがえます。
【公式HP】
信越化学工業株式会社
株式会社ツムラ
(画像引用:株式会社ツムラ公式HP)
ツムラは東京都に本社を構える国内最大手の医薬品製造販売会社です。医療用漢方製剤のリーディングカンパニーとして業界を牽引し、2025年3月末時点で売上高1810億円を記録しました。
国内ではこれまで茨城県稲敷郡阿見町と静岡県藤枝市の2拠点で漢方製剤を生産してきましたが、2024年12月には需要拡大に対応するため、群馬県邑楽郡明和町に79,000㎡の土地を取得し、第3の生産拠点設立を発表。2029年度中の操業開始を予定しています。
これにより、生産能力の増強と安定供給体制の確立を図る一方、多くの雇用機会が広がる可能性も期待されます。
【公式HP】
自然と健康を科学する - ツムラ
【参考URL】
同社プレスリリース
わらべや日洋食品株式会社
(画像引用:わらべや日洋食品株式会社公式HP)
わらべや日洋グループは、食材の調査・調達から中食商品の開発、配送・物流まで一貫体制で取り組んでいるグループ企業です。その中の一社、わらべや日洋食品は、おにぎりや弁当などの調理済食品の製造、販売を担っています。
同社は、もともと群馬県太田市に工場を構えていましたが、需要拡大によるチルド商品の生産強化や、建物・設備の老朽化への対応として群馬県伊勢崎市に移転。約150億円もの投資により、2025年3月から伊勢崎工場として稼働を開始しています。
生産体制の再構築に取り組むこのタイミングは、転職やキャリアアップを目指す方にとっても絶好の機会と言えるでしょう。
【公式HP】
ホーム | わらべや日洋ホールディングス株式会社
【参考URL】
同社プレスリリース
まとめ
いかがでしたか。弊社「リージョナルキャリア群馬」は、地域密着型の転職支援会社として、群馬県内の労働市場や地元の生活事情に精通し、地域企業との強いコネクションを活かした求人情報を提供しております。
ここでご紹介した企業情報はごく一部ですが、今回のように群馬県内の設備投資情報に注目しながら、企業動向に基づいた転職のご支援も可能です。さらに、他にはない求人の紹介、応募書類の添削、面接の選考対策など、皆さんの転職を全力でお手伝いさせていただきます。
群馬県へのU・Iターン転職を検討されている方は、ぜひ弊社にご相談いただけますと幸いです。