2023.07.18
群馬へのUターン転職の意義とは?
リージョナルキャリア群馬の戸塚です。
私自身が群馬県内へのUターン転職を経験し、現在は転職の支援を行う立場から、群馬県へU・Iターンの際の意義について紹介したいと思います。
現在、群馬県へのU・Iターンを検討されている方の参考になれば幸いです。
群馬県は都内にすぐに行くことができる
U・Iターンと聞くと、「東京」や「遠方地域」から地元に戻ってくるというイメージが強いかと思います。自分自身も、「名古屋」から地元の群馬県高崎市にUターンを経験したため、当初はそのようなイメージでした。
「遠方地域」からU・Iターンというケースは非常にわかりやすいかと思いますが、群馬県の場合、「東京」からとなると、U・Iターン事情が他県とは多少変わってきます。
というのも、群馬県は東京と同じく、関東地方に属しています。
例えば、新幹線を利用すれば「高崎―東京」間を約1時間程度で移動することができます。東武鉄道を利用すれば、館林市から上野まででも1時間程度です。
つまり、県内の遠方に移動するよりも、都内に行く方が手軽という面が群馬の場合にはあるのです。
「もともと都内に新幹線通勤・通学をしている」という方が多い土地柄であるため、U・Iターンについても、他県と比べ、そこまで強い意識を必要としないという側面があります。
コロナ禍以降はリモートワークを併用する都内の企業が増えてきたこともあり、群馬にいながら都内の企業で仕事をしたり、必要な時だけ都内に行って仕事をするという働き方がより進んできたといえるでしょう。
群馬にU・Iターン転職が成功したケース
それでは群馬県にU・Iターンするメリットはどのようなところにあるのでしょうか?これまで私が転職相談・支援をしたケースをご紹介します。
■ケース1:収入と支出のバランス
群馬にU・Iターンを検討していたA氏。都内の大手食品メーカーで営業職をしており、数年前に前橋市に異動となった際に群馬に初めて来られた方です。
群馬出身の奥さまと二人暮らしで、A氏も群馬での生活を楽しんでいました。
その後、再度都内の本社に異動となったのですが、群馬の物価と月々の支出額の感覚に慣れてしまい、都内での支出とのギャップを感じるようになりました。
奥さまのUターン希望もあり、A氏も群馬へのIターンを検討する運びとなりました。
■ケース2:ご家族の介護・育児
大学時代から群馬を離れ、都内の小売系商社に勤務されていたT氏。
ご両親も高齢となり、将来的な体調懸念があることや、共働きで育児サポートも必要となったためUターンを決意。「いざという時は心理的な距離を優先したい」と、都内からの転職を実現されました。
現在はご両親に育児の協力をしてもらえることとなり、育児、仕事のサポートが得られると同時に、介護の準備も並行して行うことができるようになった、とのことでした。
■ケース3:異動リスク
大学卒業後、都内の自動車部品メーカーに勤務されていたK氏。日本全国だけでなく、海外にもゼネラリストとして異動する可能性が常にありました。
自身や家族の意図しないタイミングでの異動が懸念となり、地元群馬の企業にUターン転職。
転職先の企業は、異動こそあるものの、メイン工場が県内に集約されており、県外にも短期の出張で対応できることが決め手となりました。
まとめ
群馬という土地柄、U・Iターンまで検討が及ばないケースもありますが、群馬県ならではのメリットもあります。
U・Iターンの目的に合わせて、さまざまな軸から可能性を探っていくことが大事ですね。
今回は求職者側の事情にフォーカスしましたが、群馬県には非常に魅力的な企業が多くありますので、併せてご参照いただくと、よりイメージが深まるかと思います。
【参考】U・Iターン転職する際に知っておきたい群馬県内の非上場企業
まずは群馬のU・Iターン転職情報が欲しい、検討しているという場合は、ぜひリージョナルキャリア群馬までご連絡いただければと思います。
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