2023.01.11
U・Iターン転職する際に知っておきたい群馬県内の建設設備系企業
リージョナルキャリア群馬の戸塚です。
群馬県内にUターン転職をするうえで企業理解は必要不可欠です。
前回の地場ゼネコンに続き、今回は建設業の中でも設備にまつわる企業について紹介していきたいと思います。
建設設備系企業について
建設業界というと、前回ご紹介したゼネコンのような建物を造る企業をイメージされると思います。しかし一般的には、建築や土木の他、建物の電気設備や空調設備なども含めて建設業と定義しているケースが多いです。
当然ですが、建造物を造っただけでは利用することはできず、空調や電気、水道、防災装置といった設備が必要になります。
そこで建造物をメインに造るゼネコンと協業し、建造物内のインフラを担当する設備系企業の出番となります。
設備系企業は電気工事や管工事などの設計、施工管理を行います。
一般的には施主から直接受注するのではなく、ゼネコンから仕事を受けるケースが多く、設備系企業のことを「サブコン」と呼ぶこともあります。
群馬県を代表する設備系企業
群馬県に本社を置く、代表的な設備系企業について一部をご紹介します。
■株式会社ヤマト(東証スタンダード上場)
群馬県で最大の設備系企業です。イベント協賛などにも積極的に参加するなど県内の知名度も高く、新卒人気が高いことも大きな特徴です。
一般的な設備系企業とは異なり、建物の設計から一気通貫のサービス提供や、2023年3月開業予定の県内最大の道の駅のプロジェクト推進など、さまざまな事業展開も行っています。
【本社】群馬県前橋市
【売上高】 437億円 ※2021年3月時点
【従業員数】1,102名 ※2022年3月時点
【企業HP】https://www.yamato-se.co.jp/
■藤田エンジニアリング株式会社(東証スタンダード上場)
創業95年を誇る老舗設備系企業。空調・衛生・電気などの設備工事や、保守・メンテナンス、各種制御システムや省力化装置の開発、情報システムの構築など、あらゆる面でサービス提供をしています。また直近では、除菌装置や感染対策装置といった新しいインフラ整備にも着手しています。
【本社】群馬県高崎市
【売上高】277億円 ※2022年3月時点
【従業員数】251名 ※2022年3月時点
【企業HP】https://www.fujita-eng.co.jp/
■株式会社グンエイ
関東一円を中心に、ショッピングセンターなどの商業施設や学校、病院など、その建物の用途に応じて必要となる水回りや空調、消火、電気などに関する設備の計画・施工を手掛けています。また、建物に付帯する消防設備などの保守・点検も行っています。
【本社】群馬県太田市
【売上高】170億円 ※2021年7月時点・連結
【従業員数】230名
【企業HP】https://www.gunei-web.co.jp/
■パナソニック関東設備株式会社
パナソニック傘下の設備系企業。関東を中心に設備施工管理を行っています。パナソニックグループということもあり、住宅設備や太陽光発電設備など、さまざまな分野に携わることができると同時に、グループ特有の福利厚生の手厚さも魅力です。
【本社】群馬県前橋市
【売上高】 78億5,000万円 ※2019年1月時点
【従業員数】135名
【企業HP】https://panasonic.co.jp/hvac/pkfe/
※リージョナルキャリア群馬調べ(参照:各企業HP)
まとめ
東京オリンピック以降、群馬県に限らず、建設設備業界は好調となっています。
しかしながら、ゼネコンと同様に少子高齢化の影響も大きく、業界を担う若い人材が不足していることも同業界の課題となっています。
群馬県には魅力的な設備系企業があり、特に県外の同業界で活躍していた人材の市場価値が、近年非常に高くなっています。
もし建設設備業界へのU・Iターン転職を検討されている場合は、より正確に評価をしてもらうためにも、履歴書や職務経歴書の他、建設プロジェクトの経験を体系的にアピールするための工事経歴書なども作成すると良いと思います。
群馬の建設設備業界の情報が欲しい、U・Iターン転職を検討しているという場合は、ぜひリージョナルキャリア群馬までご連絡ください。
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