2022.11.14
U・Iターン転職する際に知っておきたい群馬県内の建設企業
リージョナルキャリア群馬の戸塚です。
群馬県内にU・Iターン転職をするうえで、企業理解は必要不可欠です。
今回は建設業界にフォーカスして、県を代表する企業について紹介をしていきたいと思います。
建設業界とは
はじめに、簡単に建設業界について解説します。
一般的には、住宅や商業施設などを作る建築分野と、道路や河川、ダムの工事といった土木分野、この2つを合わせて「建設業界」と呼ばれています。
その他に、建物の電気設備や空調設備、プラント資設や造園などの分野を含める場合もあります。
手掛けたものが形として残るため「地図に残る仕事」と言われており、非常にやりがいのある仕事です。
また、業界全体としては昨今、「働き方改革」「DX化」「技術者の高齢化」が課題となっています。
群馬県を代表する建設会社(ゼネコン)
実際に群馬県に本社を置く、代表的な建設会社(ゼネコン)について一部をご紹介します。
■関東建設工業株式会社
群馬県で最も売上高の大きいゼネコンです。多数のグループ会社とともに関東一円に事業展開しており、スーパーゼネコンと同等の生産性(売上高/従業員数)を誇る、勢いのある企業です。
【本社】群馬県太田市
【売上高】594億円 (グループ売上高751億円) ※2021年3月時点
【従業員数】335名(グループ社員数 490名) ※2022年3月時点
【企業HP】http://www.kanto-k.co.jp/
■佐田建設株式会社
創業100年以上を誇る総合建設企業です。東証スタンダード市場に上場しており、平均勤続年数トップ300社ランキング「全国第10位」(参考:2020年プレジデント調査)にも選出されています。
【本社】群馬県前橋市
【売上高】252億円 ※2023年3月期
【従業員数】358名 ※2023年3月31日時点
【企業HP】https://www.sata.co.jp/
■石川建設株式会社
関東一円に展開する地場建設会社です。太田市の行政関連施設や地場有名企業の建造物など、アイコンとなる物件を広く手掛けていることが特徴です。
【本社】群馬県太田市
【売上高】 207億円 ※2022年9月時点
【従業員数】237名 ※2023年4月末時点
【企業HP】http://www.ishikawa-inc.co.jp/
■河本工業株式会社
東武鉄道関連の土木工事・鉄道工事を主力事業として展開しているほか、住宅や設備など幅広い領域で存在感を放っている地場建設会社です。
【本社】群馬県館林市
【売上高】 203億円 ※2019年1月時点
【従業員数】240名 ※2023年1月時点
【企業HP】https://komoto3321.com/
■冬木工業株式会社
建築分野に特化した建設会社です。スーパーゼネコンで利用される高品質な鉄骨資材を手掛けるメーカーとしての側面もあり、独特な事業ラインナップとなっています。
【本社】群馬県高崎市
【売上高】 192億円 ※2022年7月時点
【従業員数】155名 ※2022年7月時点
【企業HP】https://www.fuyuki.co.jp/
※リージョナルキャリア群馬調べ(参照:各企業HP)
まとめ
東京オリンピック以降、群馬県に限らず、建設業界は好調となっています。
しかし少子高齢化の影響も大きく、業界を担う若い人材が不足していることも同業界の課題であり、県内の企業もU・Iターン人材を多く採用している状況です。
上記の通り、群馬県には魅力的な建設会社、ゼネコンが多数存在するため、U・Iターンをした際に活躍できる環境が整っています。
特に、建築士や土木、建築の施工管理技士、技術士、建設業経理士といった建設にまつわる資格を持っていると、即戦力となれるだけでなく、条件面も優遇されるケースが多分にあります。
もし建設業へのU・Iターン転職を検討されている場合は、企業に正確に評価してもらうためにも、履歴書や職務経歴書の他、建設プロジェクトの経験を体系的にアピールするための工事経歴書なども作成すると良いと思います。
群馬の建設業の情報が欲しい、U・Iターン転職を検討しているという場合は、ぜひリージョナルキャリア群馬にお気軽にご相談ください。
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