2024.03.19
世界のヘルスケアを支える医療機器メーカー【PHC株式会社(群馬地区)】
リージョナルキャリア群馬のキャリアコンサルタントの松浦です。
今回は群馬県邑楽郡大泉町に製造拠点を構える医療機器メーカーであるPHC株式会社を紹介いたします。
同社は東証プライム上場のPHCホールディングス株式会社の中核企業で、グローバル125か国以上で事業展開しており、海外売上⽐率は50%超になります。
1969年 松下寿電子工業株式会社として設立
2010年 パナソニック ヘルスケア株式会社に社名変更
2012年 三洋電機株式会社のヘルスケア事業部門を統合
2014年 パナソニックグループを離れる
2018年4月 PHC株式会社、PHCホールディングス株式会社へと商号変更
社名変更が数回ありますが、長い時間をかけて蓄積してきた技術力と販売力によりグローバルでも存在感のあるメーカーとしての地位を確立してきました。
〇超低温フリーザー・・・国内シェア1位、世界シェア2位
〇CO2インキュベーター・・・国内シェア1位、世界シェア2位
〇血糖自己測定システム・・・国内シェア1位
同社製品は製薬企業、⼤学・研究機関、病院、診療所、薬局等、幅広い関係機関にて信頼を勝ち得ています。
※参照:PHC株式会社_リクルートサイト
同社の強み
同社が国内・グローバルで競合優位性を担保している理由をまとめました。
① 30年以上に渡り磨かれてきたコールドチェーン技術
同社は世界中の最先端研究をおこなっている顧客のために、高品質・高性能な製品を提供しています。近年では新型コロナウイルスワクチンの保存など新たな用途が広がっており-80ºCの超低温フリーザーが支持されています。
② 圧倒的な省エネ性能
エネルギー効率の高い冷媒と効率的な回転制御によって同社の前期モデルから消費電力量を大幅に削減に成功し、ラーニングコスト面でも顧客から支持を得ています。
③品質保証
1966年に薬用保冷庫を国内で発売して以来、グローバルトップレベルのメーカー品質保証を誇ってきた同社。積極的に商品の品質向上を目指しており、2022年に国内業界初の5年保証を開始しました。
また、新型コロナウイルスワクチンやiPS細胞など、世界的に注目されるバイオテクノロジー分野の研究に欠かせない製品群の開発に携わっていることから、社会貢献性も高い企業です。
➃グローバルでの販売網
グローバルでの販売網は、30年前から構築されており、近年では海外メンバーが在籍する海外拠点が複数あることでより強みを発揮しています。
群馬地区(拠点)について
群馬地区(拠点)はバイオメディカ事業部の研究開発から製造までを担っています。
・バイオメディカ事業部
・診断薬事業
【住所】〒370-0596 群馬県邑楽郡大泉町坂田1丁目1番1号
同社ではグローバルにて更なる事業拡大が見込まれており、人材採用にも積極的に取り組んでいます。
医療機器メーカーだけでなく、自動車部品メーカーや機械メーカー出身の方も活躍していますので、幅広い業界から人材を募集しています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
<募集ポジション一例>
・品質保証
・調達
・機械設計
・電気設計評価エンジニア
・組込エンジニア
・生産技術/工法開発(電気制御設計)
・製造班長候補(組立)
・製造班長候補(板金加工)
・テクニカルライター
・受発注事務
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